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【タイ】衛生陶器モーゲン、メラミン製洗面器を投入[製造](2020/11/24)

タイの衛生陶器メーカーのモーゲン(タイランド)は、メラミン・プラスチック製品大手シータイ・スーパーウエアと提携してメラミン製の洗面器を開発した。モーゲンによると、メラミン製は世界的に例がないという。3世代向けに製品を投入し、2022年に同製品の売上高で1億5,000万バーツ(約5億1,400万円)超を目指す。23日付プーチャッカーンが報じた。

モーゲンのポントン社長によると、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、セラミックやセラミック製の衛生陶器の輸入が困難なことから事業計画を見直し、入手が容易なメラミン製の衛生陶器の生産を決めた。メラミンを使うことでコストを10%以上削減できるという。また使用済み製品を原料として再利用できるため、環境保護につながるという。

3世代向けに発表した製品は、子ども向けバスルームシリーズ「トゥインクル・ハッピーキッズ」、若者向けの「クールジェン」、高齢者向け「エルダークシー」となる。子ども向けはカラフルで円形の洗面器、若者向けは1つの洗面所に異なる色の洗面器を2つ配置するデュアルデザイン、高齢者向けは軽量化で事故の防止につながることなどをアピールする。価格は1,800~2,200バーツ。

住宅開発会社に売り込むほか、全国100カ所の販売代理店、ホームセンター「ホームプロ」「グローバルハウス」などで販売する。22年の同製品の売上高で、今年のモーゲンの売上高見込み5億バーツの3分の1を目指す。

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