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【ベトナム】サムスン、越でミニLED製品の量産を準備[電機](2020/11/17)

サムスン電子がミニ発光ダイオード(LED)バックライトを採用した液晶ディスプレー(LCD)テレビの量産設備を、ベトナムに構築していることが明らかになった。電子新聞などが15日付で伝えた。

同社は約400億ウォン(約37億7,240万円)を投資し、50の生産ラインを設置。来年はミニLED搭載テレビを約200万台出荷する計画であるとみられている。

サムスン電子のハン・ジョンヒ液晶ディスプレー事業部長は10月、ベトナムへ出張し工場の準備状況を確認。11月にはミニLED搭載テレビについて「来年、多くを販売する」と明言した。パネル大手のLGディスプレー(LGD)は米アップルに対し、ミニLEDバックライトLCDを供給することが決定している。英調査会社のオムディアは2021年、世界におけるミニLED搭載テレビの出荷量が約1,030万台に達し、今年(約640万台)より62%増加すると展望している。サムスン電子とアップルが採用することで、来年はミニLEDバックライトLCD市場、および関連部品、素材分野の活況が見込まれている。

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