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【フィリピン】国民ID登録、第1段階で300万人完了[IT](2020/11/09)

フィリピン統計庁(PSA)は6日、国民ID(身分証明書)プログラムで、今月4日時点で331万5,422人が第1段階の登録を済ませたと発表した。年末までに900万人の完了を目標にしており、目標を上回るペースで登録が進んでいる。

デニス・マパ次官は「現行のペースを維持できれば、(第1段階登録の)年末までの目標は達成可能」と話す。

登録の第2段階では、指定の登録センターで指紋や眼球の虹彩スキャンなどの生体認証情報の登録と顔写真を撮影する。問題がなければ国民IDカードが発行される。

国民IDの発行により、銀行口座を持てない低所得層も口座開設が可能になる。緊急事態発生時の政府による給付金などの配布を、より迅速かつ安全に実施できるようになることも期待されている。

政府は先月、国民IDの登録作業を始めた。21年には全国での登録を始め、22年までに9,200万人のフィリピン人に発行する予定だ。

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