【中国】10月の携帯出荷、27％減の2615万台［ＩＴ］（2020/11/16）

中国工業情報省（工情省）傘下のシンクタンク、中国信息通信研究院（ＣＡＩＣＴ）は13日、携帯電話機の国内出荷台数が10月は前年同月比27.3％減の2,615万3,000台だったと発表した。６カ月連続で前年同月割れとなった。

このうち、第５世代（５Ｇ）移動通信システム対応機種は1,676万台で、全体の64.1％を占めた。５Ｇ機のシェアは５カ月続けて６割を超えている。10月に発売された携帯の新機種は42.9％減の28機種で、うち16機種が５Ｇ対応だった。

１～10月累計の携帯出荷台数は前年同期比22.1％減の２億5,200万台となり、うち５Ｇ機は１億2,400万台と全体の49.4％を占めた。同時期に発売された新機種は19.7％減の387機種で、うち５Ｇ機は全体の47.3％に当たる183機種だった。

国内ブランド携帯の出荷台数は、10月が33.5％減の2,032万2,000台、１～10月が23.2％減の２億2,600万台だった。市場シェアはそれぞれ77.7％、89.9％となった。

出荷された携帯のうちスマートフォンの割合は、10月が95.6％、１～10月が96.4％だった。