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【カンボジア】中国系6社、コンポンスプー州に工場設置[製造](2020/11/09)

カンボジアの南部コンポンスプー州に、中国系企業6社が工場を設置する計画だ。米国輸出向け女性宝飾品や化粧品などの生産を予定している。プノンペン・ポスト(電子版)が伝えた。

同州のベイ・サムナン知事によると、6社の工場稼働による雇用創出は3,000人以上。カンボジアの安定した政情と同州の地理的な好条件が、外国企業の投資を引き付けたとしている。

工場を稼働する企業の名前は非公表。工場の立地も「明らかにすると、周辺の地価上昇などにつながる恐れがある」として、現時点では発表しない考えだ。

カンボジア王立アカデミー(RAC)の経済アナリスト、ホン・ワナック氏によると、コンポンスプー州は首都プノンペンや海港がある南部シアヌークビルに近いという地理的な条件により、内外の投資家から大きな関心を集めているという。現在州内で運営している企業数は300社程度だが、ベイ・サムナン知事は「今後、急速に投資が活発化すれば、労働力の不足も見込まれる」との懸念を示している。

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