【シンガポール】ドンドンドンキ8号店、30日に南部で開業[商業](2020/10/26)
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総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は30日、シンガポール南部のハーバーフロントにアジア向けのブランド「ドンドンドンキ」の同国8号店を開業する。
海外事業持ち株会社であるパン・パシフィック・リテールマネジメント(シンガポール)を通じ、大型商業施設「ハーバーフロント・センター」内の3階にオープンする。売り場面積は1,404平方メートルで、食品や酒類、日用消耗品、家庭雑貨品、衣料品、家電、玩具などを取りそろえる。
日本産の青果や店内で調理した総菜、握りたてのすしなどシンガポールで人気の高い商品を提供。流行に敏感な地元客向けに化粧品コーナーも設置する。
ハーバーフロント・センターの都市高速鉄道(MRT)最寄り駅であるハーバーフロント駅には、北東線と環状線(サークルライン)が通っている。ドンドンドンキが環状線沿いに出店するのは初めて。駅直結の好立地のため、多様な客層の来店を想定している。
PPIHは2017年12月、繁華街オーチャードの商業施設「オーチャード・セントラル」にドンドンドンキのシンガポール1号店を出店。その後も中心部や西部で相次いで出店してきた。
「ドンドンドンキ」ブランドではこのほか、タイで2店、香港で4店を展開中だ。