【カンボジア】シアヌークビル空港、滑走路の延伸が完工[運輸](2020/10/15)
カンボジアの主要3空港を運営するカンボジア・エアポーツは13日、南部のシアヌークビル国際空港での滑走路の延伸工事が完了したと発表した。プノンペン・ポスト(電子版)が同日伝えた。
滑走路の長さを2,500メートルから3,300メートルに延伸したほか、誘導灯の整備などを完工した。
カンボジア・エアポーツは、2018年に滑走路の整備に着手。ターミナルの拡張工事なども進めている。アラン・ブルン最高経営責任者(CEO)は「滑走路の延伸で大型旅客機の離発着が可能になり、欧州などからの直航便を就航できるようになる」と述べた。
カンボジア・エアポーツによると、19年のシアヌークビル空港の利用者数は前年比2.6倍の160万人。15年比では17倍に拡大した。
同社は、シアヌークビル国際空港のほか、首都のプノンペン国際空港、北西部のシエムレアプ国際空港を運営している。