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【フィリピン】鉄道運行の定員引き上げ、19日から[運輸](2020/10/19)

フィリピン運輸省は18日、19日から鉄道運行の乗車人数の上限を定員の30%に引き上げると発表した。経済活動の幅を広げるとともに、待ち時間や移動時間の短縮につなげる。これまでは定員の13~18%で運行していた。

対象となるのは、マニラ首都圏の都市高速鉄道(MRT)、軽量高架鉄道(LRT)、フィリピン国有鉄道(PNR)。1車両ごとの輸送能力はMRT3号線が372人、LRT1号線が370人、LRT2号線が486人、PNRが167~302人となる。運輸省は乗車可能人数を定員の50%まで引き上げる方針を示している。

MRT3号線の運行速度は段階的に引き上げる。10月以降は時速40キロメートルで運行しているが、11月までに50キロ、12月までに60キロでの運行を再開する見通し。

利用者は引き続き、マスクとフェースシールドの着用、車内での通話・食事の禁止、社会的距離の確保などを順守する必要がある。

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