【フィリピン】ネット就職説明会、求人２万件＝経済区庁［経済］（2020/10/12）

フィリピン経済区庁は９日、カビテ経済特区（ＣＥＺ）で南部タガログＡ（カラバルソン）地域向けのオンライン就職説明会を開催した。求人件数は２万3,644件に上り、新型コロナウイルスの影響で失業した人や帰国した海外出稼ぎ労働者などを対象にした。

経済特区で働く機会を提供する就職支援プログラムの一環で実施した。地場求人サイトのワークバンクが運営し、ビジネス・プロセス・アウトソーシング（ＢＰＯ）事業を手掛ける米コンセントリックスや米アロリカなどが採用活動をしている。９月14日時点の求人数は１万2,000件以上だった。

ＰＥＺＡのプラザ長官はオンライン会見で「雇用機会の提供だけでなく、スキル向上による人材育成を目指す」と説明。説明会や展示会開催など計５つのプログラムを用意していると述べた。

ＰＥＺＡは７月29日、就職説明会の開催やオンライン上での職業訓練を含む就職支援プログラムを開始した。