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【インド】アマゾンと地元商店10万店が提携、祭事期に[商業](2020/10/06)

インターネット通販大手の米系アマゾン・インディアは4日、祭事期に全国の零細商店(キラナ)など地域密着型の小規模商店10万店以上と提携し、サービスを展開すると明らかにした。PTI通信が伝えた。

アマゾンへの出店や非接触型決済、保管・配達サービスなどで連携する。今年4月に導入したばかりの、実店舗がアマゾンへの出品商品を周辺地域に配達する「ローカル・ショップス・オン・アマゾン」には現在2万店が登録する。また、店員が電子商取引(EC)に不慣れな客に対してアマゾンでの買い物を助ける「アマゾン・イージー」は5万店、店頭のQRコードを客がアマゾンモバイルアプリで読み取ることで非接触型決済を可能にした「アマゾン・ペイ・スマート・ストア」は1万5,000店がそれぞれ導入している。このほか、アマゾン商品の保管・配達ポイントとして国内の小規模商店2万8,000店が登録済みだ。

アマゾン・インディアのマニシュ・ティワリー副社長は「今年の祭事シーズンは、出品業者や中小零細企業が業績を回復できるよう、支援に注力したい」と述べた。

EC事業者各社は、ヒンズー教の祭事「ダシェラ」や「ディワリ(灯明祭)」などの前後に大量の注文を想定しており、対応準備を進めている。

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