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【インドネシア】首都政府、無症状者の自宅隔離を一転容認[社会](2020/10/02)

インドネシアの首都ジャカルタ特別州は1日、新型コロナウイルスの感染が確認された無症状者を自宅に自主隔離する条件を定めた新たな規定を公布した。アニス州知事は9月1日、無症状感染者の自主隔離を禁止する方針を明らかにしたが、1カ月で条件付きの容認へと転換した。

州知事通達『2020年第980号』で、隔離場所の運営規律や感染者の隔離手順を定めた。自宅での隔離を希望する場合、地域の保健職員が対策本部(タスクフォース)とともに隔離場所としての基準を満たしているかどうか確認する。基準を満たしておらず、指定の隔離場所への収容を拒否した場合には強制的に収容するとしている。

自主隔離が認められるためには、家主の同意と地域タスクフォースの承認を得る必要がある。地域住民の反対がないことのほか、無症状または軽症の感染者だけが滞在し、他の住人から離れた部屋を確保することなどを求める。

さらに隔離する場所については、住宅密集地になく隣家から2メートル以上離れており、自動車が家の前までアクセスできること、室内には浴室があり換気が十分できる部屋などと細かく規定した。

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