【中国】しまむら、中国全店舗閉店へ=コロナ影響[商業](2020/09/30)

衣料チェーンを展開するしまむら(埼玉県さいたま市)は28日、本年度内をめどに中国で展開する全6店舗を閉店すると発表した。新型コロナウイルスの影響で来店客数が急減し、今後の業績回復は困難と判断した。

連結子会社の飾夢楽(上海)商貿が展開する店舗を9月から11月にかけて順次閉店する。中国国内の店舗は8月20日時点で上海に4店、江蘇省蘇州市に2店を展開していた。

しまむらは2011年に100%出資の連結子会社、飾夢楽(上海)商貿を設立。翌12年に上海市で中国1号店を開業し、一時は14店を展開したが、近年は家賃の高騰や売上高の伸び悩みを受けて不採算店舗の閉店が続いていた。飾夢楽(上海)商貿の20年1~6月の業績は売上高が前年同期比55.9%減の8,600万円、当期純損失は2億8,400万円だった。

しまむらの担当者は「中国では日本と同じ品ぞろえやレイアウトで展開したが、ブランドの浸透に苦労し、予想より売り上げが伸びなかった」と説明。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による外出制限などの影響で、2~3月は出店するショッピングセンターへの客足が途絶え、飾夢楽(上海)商貿の2月度の売上高は前年比9割減となった。しまむらの担当者は「営業を再開後も売り上げは回復しなかった」と語った。

上海子会社は一部の機能を残し、状況を見ながら再出店や電子商取引(EC)などによる展開も検討していくという。

しまむらは海外では中国本土のほか台湾に進出。台湾では20年8月時点で46店を展開している。

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