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【インドネシア】選挙運動が始動、初日に8件の衛生規律違反[政治](2020/09/29)

インドネシアの総選挙監視委員会(Bawaslu)は、12月9日に実施される統一地方選挙の選挙運動が解禁となった26日に、全国で8件の衛生規律違反が確認されたことを明らかにした。28日付地元各紙が伝えた。

Bawasluのアフィフディン委員によると、西ジャワ州バンドンと西ヌサトゥンガラ州ドンプ県で行われた選挙運動には、50人超が参加した。中央選挙管理委員会(KPU)規定『2020年第13号』では、対面で行う選挙運動の参加者数の上限を50人と規定している。

東ジャワ州モジョケルトで行われた選挙運動では、参加者間の社会的距離が保たれていなかったほか、西パプア州カイマナや北スマトラ州メダンでも衛生規律が適用されずに実施された活動があった。

インドネシア科学技術院(LIPI)政治調査センターのフィルマン所長は「今回の統一地方選挙では、これまで一部の候補者に限られていたオンラインでの選挙運動が主流になるだろう。各候補の陣営は、より創造的な選挙運動を行うことが求められている」と述べた。

統一地方選挙の選挙運動期間は、26日から12月5日までの71日間。

選挙運動中の感染防止のため、警察も監視を強化している(アンタラ通信)

選挙運動中の感染防止のため、警察も監視を強化している(アンタラ通信)

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