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【マレーシア】マレーシア人の出国、駐在員などは承認不要[経済](2020/09/14)

マレーシア入国管理局は10日、今年末までの回復活動制限令中のマレーシア人の出入国に関するガイドラインを更新した。外交官とその家族、海外の永住者や駐在員などの長期滞在ビザ(査証)保持者、海外に留学する学生、石油会社や船会社の従業員の出国では、入管の承認は不要にした。

マレーシア人の外交官や海外の長期滞在ビザ保持者は、出国に当たり入管の事前承認は不要だが、出国時に受け入れ先のサポートレターを提示する必要がある。マレーシア人でも活動制限令中に帰国した者や新規の出稼ぎ労働者、セミナーや展示会への参加、商談などの出張者の出国は、入管の事前承認が必要となる。観光や親族訪問のための出国は引き続き、認めない。

入国については、活動制限令中に出国したことがある人を含め入管の許可は不要だが、前回の出国で入管の承認を得ていない場合、海外の長期滞在ビザを保有していても入管の承認が必要となる。

13日付スターによると、クアラルンプール国際空港(KLIA)では12日朝、規定変更が現場に伝わっておらず、マレーシア人留学生の出国手続きがスムーズに進まないなどの混乱が生じたもよう。出国者からは、政府は規定変更を突然発表するのではなく、実施前に余裕を持って公表すべきだとの批判の声も挙がった。

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