【中国】ワイン卸のEMW、中国で日本酒を販売[食品](2020/09/15)

中国でワイン卸売事業を展開する由西往東(上海)貿易(EMW、上海市)は15日から中国市場で日本酒の販売を始める。「櫻正宗」や「利休梅」、「米鶴」など6ブランド計23商品を高級ホテルやレストランのほか、インターネット通販でも売り出す。

EMWには、日本の官民ファンドであるクールジャパン機構が出資している。日本酒の普及拡大を目指す同機構は、EMWが中国でのワインの啓発活動やマーケティングに強みを持つことから、昨年6月にEMWの持ち株会社であるトリオ社の発行済み株式の過半数を約22億円で取得した。

EMWは日本酒文化の普及に向けて、日本酒販売のほか、講義や資格認定講座を手掛ける英国の酒ソムリエ協会(SSA)と提携し、日本酒専門家の育成にも注力していく。

同社担当者は、中国市場での日本酒販売について「日本と中国は米食文化の類似点があるため、日本酒はワインより受け入れられやすい」と指摘。日本酒の輸出市場は現在、米国が1位だが、2~3年後には中国が首位になるとの見方を示した。

EMWはフランスのワイナリー関係者が2003年に設立した企業。北京や上海、香港など6カ所に拠点を置く。世界15カ国の80ワイナリーと独占販売契約を結んでいる。中国150以上の都市に、高級ホテルやレストランを中心とした3,500以上の販売チャンネルを持つ。

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