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【韓国】中堅企業の7割「海外法人の業績悪化」[経済](2020/09/08)

韓国中堅企業連合会が海外法人を持つ中堅企業120社を対象に実施したアンケートで、68.3%の企業が「今年上半期に海外法人の業績が悪化した」と答えた。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)が影響を与えたとみられる。

上半期の売上高については、「増加した」との回答は23.3%にとどまった。昨年の調査では45.8%が「増加した」と答えたが、今年は大幅に減った。

また、新型コロナ流行の長期化は、海外での資金繰りにも悪影響を与えている。回答企業の24.0%が、最も難しい課題として「キャッシュフローの悪化」を挙げた。また、「現地銀行からの融資」(12.0%)や「償還に対する圧力」「為替差損」(それぞれ10%)という回答も多かった。

中堅企業連合会は、中堅企業が置かれた現状について「現地では『外資系企業』であるため融資を受けにくく、国内では担保不足で追加融資が受けられないという二重苦に陥っている」と説明した。

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