【ミャンマー】ミャンマー人の日本渡航ビザ、発給再開［経済］（2020/09/09）

在ミャンマー日本大使館は８日、新型コロナウイルス拡大の影響で中止していた、日本に渡航するミャンマー人向けの商用ビザ（査証）発給を再開した。対象者は日本に入国後、14日間の自宅・ホテルなどでの待機措置を条件に入国が認められる。

日本とミャンマーの両政府が、ビジネス目的の往来のうち「レジデンストラック」の開始で合意したことに伴う措置。

在ミャンマー日本大使館でのビザ申請は予約制で受け付ける。対象者は◇短期滞在（商用）商談や市場調査などを目的とする滞在日数が90日以内の報酬を伴わない活動をする場合◇「経営・管理」「企業内転勤」「技術・人文知識・国際業務」「介護」「高度専門職」「技能実習」「特定技能」「特定活動（起業）」の分野における在留資格認定証明書を保有する場合――となる。

今回対象に定められた以外の在留資格認定書保有者や、親族や知人を訪問するためのビザ申請は受け付けられない。

大使館の情報によると、出発前のＰＣＲ検査や新型コロナの陰性証明書は不要となり、日本に到着時のＰＣＲ検査も免除となる。日本に到着後は、公共交通機関は利用できない。

ミャンマーでは日本での就労が決まった若者がビザの発給停止により、渡航できなくなっていた。