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【中国】寧波阪急の開業来年4月に、コロナで遅れ[商業](2020/09/02)

阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング(大阪市)は1日、浙江省寧波市で準備している海外初の直営商業施設「寧波阪急」の開業が2021年4月になると発表した。今秋をめどに開業を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたテナントの出店計画見直しなどのため、予定通りの開業が困難になった。これで3度目の延期となる。

寧波阪急は地上6階、地下1階で、延べ床面積は約17万平方メートル。投資総額は30億元(約464億7,700万円)。

同社の広報担当者は「新型コロナの影響で人の移動が制限されたり経済活動がストップしたりする中、一部のテナントで出店準備に遅れが出ている」と説明。来年4月にはほぼ全てのテナントがオープンできる見通しがついたため、このタイミングでの開業を決めた。

寧波阪急は当初、18年秋の開業を予定していたが、建築工事の遅延により開業を19年秋に延期。19年10月には店舗内容を一部見直すため、1年遅れの20年秋に延期する方針を明らかにしていた。

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