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【香港】7月のマカオ団体客、4カ月連続ゼロ[観光](2020/08/31)

マカオ政府統計局は28日、7月にマカオを団体旅行で訪れた旅客はいなかったと発表した。7月は新型コロナウイルスの感染防止策として中国本土の住民に対するマカオ訪問の許可の発給が引き続き停止されたほか、外国からの旅客の入境禁止が継続されたためで、4カ月連続でゼロとなった。1~7月の累計は、前年同期比95.6%減の延べ25万2,800人だった。

マカオ域内にあるホテル(ゲストハウス含む)の7月の平均客室稼働率は前年同月比81.0ポイント低い12.1%。等級別では5つ星ホテルが86.2ポイント低下の7.8%と落ち込みが最大だった。4つ星ホテルは75.6ポイント低下の18.3%、3つ星ホテルは73.4ポイント低下の20.6%となった。

全体の宿泊客数は87.9%減の15万2,000人。中国本土からは5万5,000人(全体の約36%)、香港からは1万1,000人となり、減少幅はともに9割を超えた。一方、一部ホテルで引き続き住民を対象にした宿泊キャンペーンを行ったため、地元客の数は49.5%増の8万1,000人に上った。全体の平均宿泊日数は0.2日増の1.6日だった。

1~7月の宿泊客数は前年同期比75.7%減の198万3,000人、平均客室稼働率は66.4ポイント低下の25.0%となった。

7月に営業したホテル・ゲストハウスの総数は114軒で、前年同月比で5軒減った。利用可能な客室数は9.3%減の3万5,000室だった。医療観察に使われた宿泊施設のデータは今回の統計の数字に含まれていない。

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