【ミャンマー】ラカインで新たに19人の市中感染＝24日朝［社会］（2020/08/25）

ミャンマー保健・スポーツ省によると、24日朝までに国内で新たに19人の新型コロナウイルスの市中感染が確認された。19人はいずれも西部ラカイン州在住者で、同州内での感染拡大が止まっていない。国内の累計感染者は463人に増えた。

ラカイン州で感染が分かったのは、11～92歳の男女で、いずれも州都シットウェに在住。海外渡航歴はなかった。既に見つかっている感染者と接触があったのは14人で、残り５人は感染経路が特定されていない。

ラカイン州で今月17日以降に確認された市中感染者は72人。それ以前も含めた累計は97人となり、近く100人を超えることはほぼ確実な情勢となった。

国内での累計感染者463人のうち、24日午前時点の治癒者は341人で全体に占める割合は74％になった。死者は累計６人のまま。ＰＣＲ検査の実施は累計14万5,167件に達した。

累計感染者463人の居住地をみると、最大都市を抱えるヤンゴン管区が約56％にあたる259人を占める。その他はラカイン州が97人、北西部チン州が19人、中部バゴー管区とシャン州が各13人、ザガイン管区とモン州が各11人、マンダレー管区が10人、南部タニンダーリ管区が９人、東部カイン州（旧カレン州）が６人、中部エヤワディ管区が５人、マグウェー管区とネピドーが各４人、北部カチン州が２人。

ヤンゴンの郡区別では、インセイン、ライン、カマユ、ボタタウンの４郡区で過半数を占める。