【香港】7月の訪日香港人、4カ月連続で100%減[観光](2020/08/24)
日本政府観光局(JNTO)が21日発表した2020年7月の訪日香港人の数(推計値)は、延べ20人だった。前年同月比では4カ月連続の100.0%減。新型コロナウイルスの感染拡大による日本・香港両政府の入国・入境規制の影響が続いている。
前年実績を割り込むのは6カ月連続。日本政府は香港に対し、上陸拒否、検疫強化、ビザ(査証)の効力停止を継続。一方、香港政府は3月17日以降、中国本土、マカオ、台湾を除く全ての国・地域への海外渡航の自粛を要請している。8月も香港から日本への直行便は大幅な運休・減便となっている。
1~7月の累計では、前年同期比73.8%減の34万4,930人。市場別でも主要22カ国・地域の下位に沈んだ。
7月の訪日外国人は全体で前年同月比99.9%減の3,800人となり、10カ月連続のマイナス。多くの国・地域で海外渡航制限や外出禁止の措置が取られたことや、日本における査証無効などの入国規制強化の継続が要因となり、4カ月連続で主要22カ国・地域でほぼゼロに近い数字となった。