【フィリピン】政府インフラ支出、6月は44.5%増[経済](2020/08/18)
フィリピン予算管理省によると、6月の政府のインフラ支出は前年同月比44.5%増の628億ペソ(約1,380億円)だった。新型コロナウイルス対策の外出・移動制限措置に伴い、建設工事が一時停止されたことで低迷が続いていたが、足元では回復傾向にある。17日付ビジネスワールドなどが伝えた。
6月の支出額は前月の389億ペソを上回った。道路や橋の建設、補修、洪水対策の工事といった公共事業道路省のインフラ事業や、国防省の「新フィリピン空軍近代化計画」に関連する事業の推進などで支出が増加した。
1~6月の累計は前年同期比4.3%減の2,979億ペソに縮小した。ただ、同期の政府支出の総額は、新型コロナ対策費がかさみ、26.6%増の2兆100億ペソに膨らんだ。