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【カンボジア】国境鉄道、タイ敷設の140キロ区間引渡しへ[運輸](2020/07/24)

カンボジアの首都プノンペンと、北西部バンテイメンチェイ州にあるタイ国境の町ポイペトを結ぶ鉄道北線の整備について、タイが修復・敷設した約140キロメートルの区間が近く、タイからカンボジアへ引き渡される見通しだ。プノンペン・ポスト(電子版)が22日伝えた。

カンボジア公共事業・運輸省のウィサム・ソルヤ次官は同日、「8~9月に、タイが修復を請け負った140キロの区間がカンボジアへ引き渡される見通しが立った」と説明。「二国間の物流が改善され、国境貿易が促進される」と期待を示した。

同次官によると、北線の修復が完了すれば、最大20トンの貨物輸送が可能になるほか、運行速度は現在の時速30キロから同70キロに向上する。

ポイペトとタイ東部サケオ県アランヤプラテートを結ぶ国境鉄道は、1974年に内戦で破壊されて運行が停止していた。昨年4月には再開通したが、実際にはまだ運用されていない。

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