【タイ】バンコク自動車見本市、外資が電動車を訴求[車両](2020/07/16)

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15日に開幕したタイの自動車展示・販売会「第41回バンコク国際モーターショー」では、外資系メーカーが電気自動車(EV)などをアピールしている。新型コロナウイルスの感染流行後、初めての開催となった国際モーターショーだが、日本車以外で販売台数4位のメルセデス・ベンツや、年内にタイでの新車販売から撤退することを決めている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー」が参加を取りやめるなど、タイ市場における日本車の優位性がさらに印象づけられたイベントとなっている。

プラグインハイブリッド車(PHV)のSUV「X3」をアピールするBMWグループ(タイランド)のバラカ社長=14日、タイ・ノンタブリ県(NNA撮影)

プラグインハイブリッド車(PHV)のSUV「X3」をアピールするBMWグループ(タイランド)のバラカ社長=14日、タイ・ノンタブリ県(NNA撮影)

BMWグループのタイ法人、BMWグループ(タイランド)のアレクサンダー・バラカ社長は、14日に開いたメディア向けプレゼンテーションで、新型コロナにより販売が落ち込んでいる状況について、「われわれは過去に何度も危機を乗り越えてきた。今こそ過去の経験が実を結ぶ時だ」とコメント。グループとして、特にEVに注力する方針を強調した。BMWのブースでは、EVの「3シリーズ」や「X1」などのほか、プラグインハイブリッド車(PHV)のスポーツタイプ多目的車(SUV)「X3」を目立つ形で展示。並行してオンラインで行っている「バーチャル・モーターショー」では、ブランド初の電動SUV「ix3」を紹介している。一方、BMW傘下の小型車ブランド「ミニ」のブースでは、ブランド初のEV「「ミニ・クーパーSE」を訴求している。

米フォード・モーターのタイ法人フォード・タイランドは、メディア向けのプレゼンテーションなどは行わず、ピックアップトラック「レンジャー・ラプター」や乗用ピックアップ(PPV)「エベレスト」などを展示している。

韓国・現代自動車のタイ販売会社ヒュンダイ・モーター(タイランド)は、「コナ」と「アイオニック」のEV2モデルのほか、多目的車(MPV)「H―1」やバンタイプの「グランドスターレックス」を展示。今月26日までのモーターショー開催期間に、公道での試乗機会の提供などでアピールしている。

「MG(名爵)」ブランド車を販売するMGセールス(タイランド)では、ポンサック副社長が「ZS」や「HS」などのSUVや中国製EV「ZS・EV」をアピール。今年末までにショールーム・サービスセンターを150カ所まで拡大するなど販売体制を強化する方針も明らかにした。

タイ国トヨタ自動車(TMT)のまとめによると、今年1~5月のタイにおける新車販売台数約27万台のうち、日本車が24万1,000台で全体の9割近くを占めた。残り1割をフォード、MG、シボレー、ベンツ、BMW、現代自動車などが分け合う構図となっている。

MGセールス(タイランド)の展示ブース=14日、タイ・ノンタブリ県(NNA撮影)

MGセールス(タイランド)の展示ブース=14日、タイ・ノンタブリ県(NNA撮影)

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