【インドネシア】一時帰国者向け宿泊施設を特別プランで提供[サービス](2020/07/08)
マンスリーマンションや民泊物件を運営するmatsuri technologies(マツリテクノロジーズ、東京都豊島区)は6日、新型コロナウイルス感染症の流行を受けた一時帰国者向け自主隔離物件の提供サービスの一環で、インドネシアからの帰国者を対象にした特別プランの提供を開始したと発表した。これまでに海外からの一時帰国者を数多く受け入れており、インドネシアからのニーズも高いことから、特別プランの提供を決めた。
一時帰国者は、東京、大阪、札幌、那覇、福岡、京都で運営するマンスリーマンションなどの物件に、帰国後2週間の自主隔離期間中、滞在できる。
特別プランでは、通常かかる予約手数料1万円を割り引く。利用料金は、物件のタイプや広さに応じて変わり、東京都内の一番安いタイプ(広さ約20平方メートル)の場合、約9万円から提供している。
海外からの一時帰国者は、滞在先までの移動に公共交通機関が利用できない。このため東京(成田、羽田空港)、大阪(関西国際空港)近郊の物件については、空港から滞在施設までの送迎サービスも賃料込みの料金で提供する。
一時帰国プランは、入居予約日の8日前までは理由を問わずキャンセル料は無料とするなど、帰国日程が読みづらい人にも柔軟に対応する。自主隔離の2週間(14泊15日)の宿泊期間に加えて、さらに15日分同じ部屋を確保しているため、入国時のPCR検査結果の判明に時間がかかって空港滞在日数が伸び、入居日が遅れたとしても、別途追加料金はかからないという。
首都ジャカルタ、東ジャワ州スラバヤ、北スマトラ州メダンなどインドネシア各地からの問い合わせが多かったため、特別プランの提供を決めた。マツリテクノロジーズの担当者によると、インドネシアからの問い合わせは先週だけで約50件あったという。
利用希望者はサービスサイト<https://www.ichiji-kikoku.sumyca.com/>にアクセスし、物件の希望を伝えることができる。