【タイ】ループ、太陽光発電事業の合弁設立[公益](2020/06/25)

再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービス事業者のLooop(ループ、東京都台東区)は24日、タイに自家消費型太陽光発電事業を手掛ける合弁会社を設立したと発表した。ループが海外に現地法人を設けるのはマレーシア、レバノンに続き3カ国目となる。

合弁会社RLNエナジーは、4月30日付で首都バンコクに設立した。資本金4,000万バーツ(約1億3,800万円)で、ループのほか、タイに工業団地6カ所を展開するロジャナ工業団地の子会社ロジャナ・エナジー、鉄鋼・産業機械・繊維・食料の分野で事業を展開する日鉄物産(東京都港区)が出資する。各社の出資比率は非公表。ループの広報担当者によると、企業の屋根に無料で太陽光発電システムを設置し、発電した電力を企業に購入してもらい、使用した分を電気代として回収する。

ロジャナ・エナジーは、ロジャナグループが保有する工業団地の入居企業に太陽光発電システムの導入を紹介し、ループが設置と運用に関する知見を提供する。日鉄物産は、商社としての販売ネットワークを生かしマーケティングを主導する。

タイでは、電力単価が1988年から上昇し続けており、東南アジアで最も電気代が高い国となっている。また、大気汚染の深刻化が懸念されており、タイ政府は電力供給に占める再生可能エネルギー比率を2036年までに3割にする目標を掲げている。RLNエナジーは、太陽光発電設備の導入と自家消費サービスを普及させることで、電気代と大気汚染というタイが抱える課題の解決に貢献していきたい考えだ。

ループは11年に設立された。18年にはマレーシアに、19年にはレバノンにそれぞれ現地法人を設立。今年4月からトルコ・アフリカ地域での発電事業にも参画しており、世界で20万キロワット(kW)以上の発電所設置実績を持つ。マレーシアでは太陽光パネルの販売が中心で、自家消費サービスは開始したばかりという。

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