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【カンボジア】GDP成長予測、首相予想はマイナス1.9%[経済](2020/06/16)

カンボジアのフン・セン首相は、今年の国内総生産(GDP)成長率をマイナス1.9%と予測した。新型コロナウイルスによる輸出産業や観光業界などへの打撃が経済成長に影響を及ぼすとの見方だ。クメール・タイムズ(電子版)が15日に伝えた。

フン・セン首相は2021~23年度の予算編成計画に関する回状で、縫製品や履物類の輸出、観光産業、建設・不動産業界などが新型コロナの影響で深刻な打撃を受けていると指摘。今年のGDP成長率はマイナスに落ち込むが、来年には3.5%のプラス成長に回復するとの見方を示した。

インフレ率に関しては、今年が平均2.8%、来年には原油価格の上昇とともに同3.1%に高進するとみている。

今年の成長率に関しては、既に世界銀行が8日、マイナス1.0%に落ち込むとの予想を発表。昨年の推定値(プラス7.1%)や年初の今年の予測値(6.8%)を大幅に下回るとの見通しを示した。

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