【香港】米の低金利、コロナ禍脱却まで続く=金管局[金融](2020/06/12)

香港金融管理局(HKMA)は11日、米国のゼロ金利政策について、米経済が新型コロナウイルスによる苦境を抜け出すまで維持される可能性が大きいとの認識を示した。官営メディアRTHKなどが伝えた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が10日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、2022年末まで事実上のゼロ金利政策を継続する方針を示したことを受け、表明した。4月以降、香港ドルの対米ドル相場がドルペッグ制の許容変動幅(1米ドル=7.75~7.85HKドル)の上限(7.75HKドル)に複数回達している状況を挙げ、「香港への資金流入の表れであり、市場の香港金融システムへの信頼を示している」と説明した。

FRBは3月に短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0~0.25%に引き下げ、それ以降も社債などの買い入れ増額などによる量的緩和を続けている。過去の例では、FRBが政策金利を変更した場合、香港金融管理局も歩調を合わせて政策金利を変更することが多かったが、3月16日に政策金利を0.86%に引き下げて以降は現行の金融政策を維持し、米ドルと香港ドルの金利差は拡大している。金融管理局はこの点について明確な理由や背景を説明していない。

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