【中国】「偽装留学生」対策を強化、教育省[社会](2020/06/12)

中国教育省は10日、中国にルーツのある外国籍保有者が「留学生」として中国の大学に入学する際の要件を厳格化する通達を出した。海外で生活実態のない学生が、入学試験での優遇を目的に「留学」してくることを防ぐ狙いがある。

両親のどちらかが外国人だったり、海外で生まれたりといった事情で出生時から外国籍を持っている学生や、移民によって外国籍を取得した学生が対象。2021年1月1日以降に中国の大学へ入学する場合、外国パスポートを取得してから4年以上が経過し、かつ直近4年間のうち2年以上を外国で居住した実態がなければ留学生と認められなくなる。

11日付北京商報によると、中国の大学では海外からの留学生に対して筆記試験を免除したり、試験での合格ラインを低く設定したりといった優遇措置を設けている。このため、実際は国内で高校までの教育を受けた子どもを厳しい受験戦争から逃れさせようと、海外の不動産を購入して投資移民となる家庭も少なくないという。

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