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【台湾】SGHD、子会社株を新竹物流に一部譲渡[運輸](2020/06/11)

SGホールディングス(HD)は10日、台湾子会社、台湾佐川急便国際の株式30%を合弁パートナーで台湾物流大手の新竹物流(HCTロジスティクス)に譲渡したと発表した。取引額は非公表。SGHDは新竹物流との連携を強化する。

海外事業統括会社のSGホールディングス・グローバル(SGHG、シンガポール)が9日までに、新竹物流への株式譲渡を完了した。持ち株比率はSGHDが60%、新竹物流が40%となった。

子会社は9日、名称を新瑞佐川急便と改め、新体制での運営を開始。新竹物流の李正義運営長が総経理に就任した。資本金は5,000万台湾元(約1億8,000万円)。

SGHDは、日台間の貿易が順調に推移していることや、越境電子商取引(EC)の需要が高まっていることを受け、両社の連携をより強化するため今回の株式譲渡を決めたと説明した。

今後は、新竹物流の現地物流網と顧客ネットワーク、SGHDのネットワークを相互に活用し、日台間の窓口を一本化することで、ワンストップの物流ソリューションを提供する。車両や倉庫、営業要員などのリソースを共有していく。

日本企業の台湾進出に対しても、サプライチェーン構築のサポートを行う。

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