【韓国】コロナ症状監視パッチ、ユーライクが開発[医薬](2020/05/29)
韓国の情報通信技術(ICT)専門企業ユーライクコリアは27日、新型コロナウイルス感染症患者の症状や位置をリアルタイムでモニタリングできるパッチ型デバイスを開発したと発表した。
パッチは縦横5センチメートルの大きさで、胸部に貼って体温や脈拍、せきの有無などを測定する。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)技術をベースにした生体データ分析技術で新型コロナ感染者の健康状態を分析する。また、監視対象者の位置情報も最大で4カ月間取得できるという。
ユーライクコリアは食品医薬品安全処(食薬処)の緊急使用承認を取得し、まずは国内での供給を目指す。感染者の治療を行う医療機関には無償で提供する方針だ。北米やブラジルのほか、日本での販売も推進するとしている。