【香港】政界の元重鎮、李鵬飛氏が死去[社会](2020/05/21)

香港返還(1997年)前後の香港政界の重鎮の一人で、財界系政党・自由党の初代主席を務めた李鵬飛(アレン・リー)氏が15日に死去していたことが19日、明らかになった。80歳だった。20日付明報など地元各メディアが伝えた。

李氏は1940年、中国山東省の煙台に生まれ、54年に母親とともに英国統治下の香港に渡った。もともとはエンジニア出身の企業経営者。78年、当時のマクレホース総督に請われて立法評議会(立法会の前身。当時は全議員が官選)議員となり、86~92年には総督諮問機関の行政評議会(行政会議の前身)の評議員も務めた。

93年に自由党を結党し主席に就任。親英派から親中派にシフトし、返還後は暫定議会として中国が設けた臨時立法会の議員、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の香港代表を務めた。政界引退後は政治評論家として活躍。主張は民主派寄りに変わり、2019年後半の香港政府などへの激しい抗議運動のきっかけとなった「逃亡犯条例」改正案には激しく反対した。

李氏の訃報を受け、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官や陳方安生(アンソン・チャン)元政務長官、民主党の劉慧卿(エミリー・ラウ)元主席ら政界関係者の多くが哀悼の意を表明した。

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