【カンボジア】シエムレアプ新空港、2023年に完工へ[運輸](2020/05/14)

カンボジア民間航空局(SSCA)のマオ・ハバナル事務局長は、北西部シエムレアプで進む新空港の建設工事が、2023年に完了するとの見通しを明らかにした。地元各紙(電子版)が伝えた。

シエムレアプ新空港の総工費は8億8,000万米ドル(約943億4,200万円)。中国雲南省の雲南省投資控股集団(雲投集団)が2017年、カンボジア政府と55年のBOT(建設、運営、譲渡)契約を締結した。建設は、雲投集団傘下のアンコール・インターナショナル・エアポート・インベストメント(AIAI)が手掛ける。

建設工事は3期に分けて実施し、第1期は3月に着工した。第1期と第2期に5億米ドルを投じ、第1期の完工時点で、旅客の受け入れ能力を年間700万人に引き上げる。SSCAによると、受け入れ能力は30年に1,000万人、50年までに2,000万人への拡大を予定する。

新空港はシエムレアプの中心地から51キロメートル、世界遺産アンコール遺跡群から40キロメートルの立地で、約700ヘクタールの敷地に建設する。昨年7月には、山西省の山西機械化建設集団が滑走路やターミナルの建設、排水設備の整備などを4,216万米ドルで受注した。

既存のシエムレアプ空港は、受け入れ能力が限界を迎えている。アンコール遺跡群から5キロメートルの近距離にあるため、既存空港の拡張では、離発着に伴う振動で遺跡群の基礎が影響を受けるとの懸念も指摘されていた。

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