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【韓国】セルトリオン、バイオ後続品伸び増収増益[医薬](2020/05/11)

韓国のバイオ医薬品大手セルトリオンの2020年1~3月期の連結営業利益は、前年同期比55.4%増の1,202億ウォン(約104億4,000万円)だった。売上高も3,728億ウォンと68.2%増加した。

リウマチ関節炎治療などに使う皮下注射薬「レムシマSC」が2月に欧州市場に投入され、販売をけん引した。主力のリウマチ関節炎治療薬「レムシマ」や血液のがんである白血病治療に使われる「トゥルクシマ」、乳がん治療薬「ホジュマ」などバイオ後続品(バイオシミラー)の販売が好調だった。

特にレムシマの好調ぶりが目立つ。医療情報サービスの米IQVIAによると、欧州市場でシェア60%を占め、先行品や他社のバイオシミラーを圧倒している。

同社子会社で化学医薬品を手掛けるセルトリオン製薬も好調を維持し、全体の売り上げ増に貢献した。

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