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【ミャンマー】ヤンゴン高架高速道、入札は6月末に延期[建設](2020/05/07)

ミャンマー最大都市ヤンゴンで計画されている高架高速道建設事業の入札が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6月末に延期されそうだ。ミャンマー・タイムズ(電子版)が6日伝えた。

建設省道路局のチー・ゾー・ミン副局長が、入札を当初の4月末から6月末に延期すると述べた。同副局長によると、政府は2月に高架道路が通る郡区で住民説明会を実施。事業開始に先立つ次回の会合は、6月以降に予定しているという。

高架高速道路の建設は2期に分けて行われる。建設省は2月、最大都市ヤンゴンの高架環状高速道路の第1期工事入札について、落札企業を5月までに発表し、8月にも準備工事に着手するとしていた。

第1期の入札では、JFEエンジニアリングと丸紅の連合、タイのバンコク・エキスプレスウエー、ミャンマーのシュエ・タン・エキスプレスウエーズなどと住友商事、IHIが参画するBSSIC連合の2コンソーシアム(連合)を含む10社が一次審査を通過している。

高架環状高速道路は全長47.5キロメートル。ヤンゴン中心部、ヤンゴン国際空港、ヤンゴン港などをつなぎ、ヤンゴンと第2の都市マンダレーを結ぶ高速道路にも接続する計画。第1期は約27キロメートルで、東側区間の4車線道路19キロメートル、東側と西側を結ぶ4車線道路6キロメートル、ヤンゴン国際空港へ通じる2車線道路2.5キロメートルなどが含まれる。

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