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【カンボジア】シアヌークビル空港の新滑走路、6月供用へ[運輸](2020/04/21)

カンボジア民間航空局(SSCA)は、南部シアヌークビル国際空港で拡張を進める新滑走路の供用開始が6月になるとの見通しを示した。滑走路は現在の2,800メートルから3,300メートルに延伸され、大型の旅客機も乗り入れが可能になる。国営カンボジア通信が伝えた。

同空港の滑走路拡張事業について、主要3空港を運営するカンボジア・エアポーツは今年1月、年央までに完了すると発表していた。

SSCAの報道官は、シアヌークビル空港の新滑走路が完成すれば、国内の空港で唯一、欧州などからの長距離便の就航が可能になると指摘。「主要3空港では現在、中国や中東など中距離便の運航に限定されているが、将来的にシアヌークビル空港ではフランスなどからの直行便を受け入れたい」とコメントした。

一方でSSCAは先週、北部モンドルキリの国内専用空港開発に関する初期段階のマスタープラン(基本計画)が完成したと発表した。

同空港の設置は主に観光産業振興を目的としたもので、広さ約300ヘクタールの区画に整備される予定。SSCAの報道官は「次の基本計画では、社会や環境に与える影響の調査に関して詳細な内容を盛り込みたい」としている。

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