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【フィリピン】マニラ主要港、コンテナ貨物量が復調[運輸](2020/04/20)

フィリピンの首都マニラの主要港で、コンテナ貨物の取扱量が復調しつつある。中国からの定期貨物が増えていることが背景にあるようだ。インクワイラーが17日に伝えた。

フィリピン港湾庁(PPA)のサンティアゴ長官によると、マニラ国際コンテターミナル(MICT)とマニラ南港に入荷される貨物コンテナ数は、中国からの定期貨物が増えていることなどを背景に、現時点では移動制限前の85%の水準まで回復している。貨物の多くは移動制限前に発注された分という。ルソン島全域での外出・移動制限措置の前には1日当たり約4,000個だったコンテナが、一時は同40個に急減していた。

一方、マニラ主要港で陸揚げされたコンテナが、移動制限で滞留している問題は解消されていない。港湾の利用率は、PPAが最適水準とする60~70%を依然上回っているという。

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