【韓国】3月輸入物価が下落、原油価格の急落で[経済](2020/04/15)

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韓国銀行(中央銀行)が14日に発表した2020年3月の輸出入物価指数動向によると、輸入物価指数は100.84(2015年=100)と、前年同月に比べ7.7%下落した。2カ月連続のマイナス。新型コロナウイルスの感染拡大による原油価格の急落が響いた。

輸入価格の変動は、将来の物価に影響を与えるとされる。項目別(前年同月比)で見ると、原材料は26.1%下がった。このうち鉱産品は29.5%下落した。

中でも、原油(45.7%減)の下落幅が目立った。アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油の月間平均スポット価格が1バレル33.71米ドル(約3,635円)と、前月比で37.8%下落した。韓国銀行はNNAの取材に対し、「新型コロナの感染拡大による世界経済の減速が続いている。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国による協調減産の協議が決裂し、サウジアラビアが増産姿勢に転じたことも影響した」と話した。有煙炭も17.6%減少した。一方、農林水産品は5.7%上昇した。

中間財(素材や部品)は2.8%下落した。「石炭および石油製品」は36.7%下落。半導体とディスプレーを含む「コンピューター、電子および光学機器」も3.2%下落した。一方、「機械および設備」が9.0%増加。「電気設備」と「化学製品」はそれぞれ、5.4%、1.8%増加した。

資本財は7.6%、消費財は4.5%上昇した。

輸出物価指数は96.59と、3.3%下がった。ウォン安米ドル高が進んだにもかかわらず、10カ月連続の下落となった。石炭や石油製品、化学製品などを中心に下落した。輸出物価の下落は、企業の採算性に否定的な影響を与えるとされる。

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