【台湾】台湾投資2件承認、キオクシアの買収案など[経済](2020/03/27)

台湾の経済部(経済産業省)投資審議委員会(投審会)は25日、外資による台湾への投資案件2件を承認した。総投資額は215億2,690万台湾元(約795億円)。このうち1件は、キオクシアホールディングス(東京都港区、旧東芝メモリホールディングス)による投資案件。台湾電子部品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)のソリッドステートドライブ(SSD)事業を買収する。

キオクシアホールディングスの完全子会社キオクシア(旧東芝メモリ)が、キオクシアの台湾法人キオクシア台湾社(台湾鎧侠)に82億2,690万元の増資を実施する。その上で、光宝科技傘下でSSD事業を手掛ける建興儲存科技(ソリッド・ステート・ストレージ・テクノロジー)の全株式を取得する。

キオクシアホールディングスは昨年8月末、1億6,500万米ドル(約183億円)で建興儲存科技を買収することで光宝科技と合意したと発表していた。20年前半までに手続きを完了する予定。

もう1件はディスクリート半導体などの設計・製造を手掛ける米ダイオーズによる台湾法人への増資案。増資額は133億元に上る。台湾同業の敦南科技(ライト・オン・セミコンダクター)の買収資金に充てる。

中国資本による台湾投資も2件承認した。総投資額は2億100万元。深セン市柳キン実業(キン=金3つ)は8,000万元で、台湾の金属製品メーカー、永立詮精密工業を買収する。鴻碩精密電工(蘇州)は、パソコン周辺製品を販売する航碩興業に1億2,100万元の増資を実施する。

■対外は1.9億米ドル

台湾の対外投資は2件承認し、総投資額は米ドル換算で1億9,005万米ドル。リース会社の永豊金租賃が永豊金租賃(香港)に1億米ドルを、生命保険の富邦人寿保険(フボンライフ)が富邦人寿保険(香港)に7億HKドル(約100億円)をそれぞれ増資する。

台湾上場・店頭公開企業による中国への投資案件は1件承認した。光学デバイス大手の玉晶光電(GSEO)が、玉晶光電(廈門)に6,770万米ドルの増資を行う。

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