【シンガポール】野村HD、新興廃棄物会社に2500万米ドル出資[公益](2020/03/25)
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野村ホールディングスは、シンガポールの新興廃棄物処理会社ブルー・プラネット・エンバイロメンタル・ソリューションズに2,500万米ドル(約27億7,000万円)出資した。日系企業が同社に出資するのは初となる。
ブルー・プラネットが24日発表した声明によると、同社は野村から調達した資金を、アジアでの総合廃棄物処理ソリューションの提供拡大に振り向ける。野村の出資比率は非公表だ。
既存の出資者には、国営銀行最大手インド・ステイト銀行(SBI)と英国国際開発省(DFID)が立ち上げたプライベートエクイティー・ファンドであるニーブ・ファンド、マレーシアのOSKホールディングス、複数の個人投資家などがいる。
ブルー・プラネットは2017年創業。英国など先進国の廃棄物処理に関する先端技術を、東南アジアやインドなどに移転し、サービスを提供している。これまでにインドやマレーシアでもそれぞれ異なる技術を持つ廃棄物・リサイクル企業を買収し、傘下に収めてきた。