【台湾】交通インフラの予算700億元前倒し、林部長[経済](2020/03/24)

台湾交通部の林佳龍部長(交通相)は23日、少なくとも700億台湾元(約2,535億円)の交通インフラ建設向けの予算を前倒しで実行すると表明した。新型コロナウイルス感染症がまん延する中、域内経済のてこ入れを図る狙い。

自身のフェイスブックで明らかにした。6月末前に行う予定だった業者への資金拠出を前倒し、着工を早める。60件以上のプロジェクトが対象。

林部長は「経済対策として、交通部は道路や鉄道、海運、航空分野のインフラ建設計画を見直し、建設に向けた手続きを加速している」と説明した。

■内需向け買付予算の執行前倒しへ

23日付中央通信社によると、経済部(経済産業省)は、政府の内需向け買い付け予算のうち115億元分を前倒しで執行する方針だ。新型コロナウイルスを受けた産業振興策の一環。

対象は各種工事、財務、労務の分野で、今年度と来年度の予算を見直した。今年度の内需向けの買い付け予算は2,017億元となる。このうち第2四半期(4~6月)は606億元とする方針で、従来予算の548億元から58億元を積み増す。来年度に予定していた57億元の予算も今年度に前倒す。

経済部によると、民間投資のうち、回帰投資を希望する台湾企業への支援策「歓迎台商回台投資行動方案」を含む投資3支援策は、年内に3,044億元が実際に投資に回る見通し。このうち工場の建設費と域内産設備の購入費を合わせた内需向け買い付けに当たる金額は1,093億元。

経済部は現在76社が3支援策の審査を待っている状況を踏まえ、3支援策による域内での投資実行額は今年さらに552億元増える可能性があるとみている。

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