【ベトナム】KFC、「ドラゴンフルーツバーガー」発売[サービス](2020/03/23)
米系ファストフードチェーン「KFC(ケンタッキーフライドチキン)」をベトナムで展開するKFCベトナムは21日、主要都市の店舗で、レッドドラゴンフルーツを使った「ドラゴンフルーツバーガー」を発売した。新型コロナウイルス感染症の流行などで同果物がだぶつく中、各社が新たな活用法を模索している。
ホーチミン市、南部ドンナイ省、ビンズオン省、バリアブンタウ省ブンタウ市、ハノイの各店舗で21日に発売した。他地域では24日に販売を開始する。
ドラゴンフルーツのパンを使ったバーガー単品の価格は、エビカツバーガーが4万2,000ドン(約196円)、ローストチキンバーガーが4万7,000ドン、チキンカツバーガーが5万1,000ドン。4月30日までのプロモーション商品となる。
台湾に本拠を構えるアジア太平洋食品肥料技術センター(FFTC)によると、ベトナムはアジア最大のドラゴンフルーツ生産国で、収穫量の80~85%は中国を中心に輸出している。昨年末から新型コロナウイルス感染症が中国で広がり、ドラゴンフルーツの中国などへの供給が滞っているため、内需の開拓が進められている。