【カンボジア】国内感染者24人に、礼拝参加で急増[社会](2020/03/18)
カンボジア保健省は17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに12人増え、計24人になったと発表した。12人のうち11人は、マレーシアの礼拝に参加したイスラム教徒だった。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。
感染者が確認された地域は、首都プノンペンや北西部のバンテイメンチェイ州、バッタンバン州、中部コンポンチュナン州、南部カンポット州、東部トボンクムン州だった。保健省は、マレーシアから帰国した礼拝参加者を中心に、感染者と濃厚接触した人の特定を急いでいる。
また同省は、昨年末に閉鎖されたプノンペンの「ザ・グレート・デューク・ホテル」を感染者の隔離施設に指定すると発表した。