【ミャンマー】ティンジャン行事など中止へ、新型コロナで[社会](2020/03/16)

ミャンマー大統領府は13日、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を防ぐため、大勢の人々が集まるイベントや式典を4月30日まで開催しないよう通達した。ミャンマー正月(ティンジャン)の恒例イベントも含まれる。通達を受け、ミャンマーで活動する外国企業や団体のイベントについても、延期や中止などの対応が予想される。

大統領府の通達では、3月13日から4月30日まで、ミャンマー正月の祭り期間中に行われる仮設ステージ「パンダル」での催し物など、大勢の人々が集まる式典やイベント、祭りなどを開催しないよう要請。必要に応じて、中止期間の延長もあり得るとした。

ミャンマー国内では14日現在、新型コロナウイルスの感染者は確認されていない。政府は水際対策を強めており、中国人来訪者に認めていた到着ビザ(VOA)取得による入国を中止しているほか、イタリアとイラン、韓国からの渡航者については、感染陰性の証明書を所持する場合のみ受け入れている。

大統領府のゾー・テイ報道官は13日の記者会見で、「感染者が見つかっていないことに(隠ぺいなどの)疑いが持たれているようだが、政府は正しいニュースを発信している」と強調。事実に基づかないフェイクニュースや、混乱に乗じて不当な利益を得ようとする行為には厳しい態度で臨む姿勢を示した。

■シティマート、買い占めに警戒

最大都市ヤンゴンでは、食料や日用品が不足したり、価格が高騰したりする恐れがあるとの情報が流布している。12日には流通最大手の地場シティマート・ホールディングス(CMHL)傘下の店舗に、家庭での備蓄用に食品や生活雑貨を求める消費者が大量に押し寄せた。CMHLは同日にフェイスブックで声明を出し、「適正価格で安定した供給をするよう努めている。公平な販売を行うため、一部の商品は販売量を制限しているが、理解してほしい」と要請。過度な買い占めに警戒感を表している。

また、ミャンマー・コメ連盟(MRF)は、「現時点では国内でのコメ価格は適正であり、政府の備蓄もあるため、心配する必要はない」と国民に冷静な対応を促している。

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