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【中国】広東省、日本からの入国者に隔離措置[社会](2020/03/05)

広東省政府は4日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大が深刻な4カ国(韓国、イタリア、イラン、日本)からの入国者全員に対し、14日間の隔離措置と経過観察を義務付けると発表した。きょう5日から実施する。

在広州日本国総領事館などによると、4カ国に過去14日以内に訪問滞在歴があり、広東省の空港、港湾、陸上入国ゲートから入国する全員(国籍は問わない)が対象となる。4カ国以外をいったん経由して訪れた場合も対象に含まれる。

同館の担当者によると、4日までに広東省に入国した人については隔離措置の対象には含まれないという。

入国時に体温検査が行われ、発熱や自己申告の結果から濃厚接触者であると判明した場合は、14日間の隔離措置が義務付けられ、PCR検査などの集中的医学観察の対象となる。異常がない場合は目的地まで移動し、自宅がある人は自宅で、自宅のない人は当局の指定する施設で14日間の隔離措置が義務付けられる。隔離期間中は経過観察が毎日行われる。

同領事館は、これから広東省に戻る人や出張などで訪問予定の人は、必ず居住地や滞在予定のホテル、公寓(マンション)などに、自宅や客室での隔離が可能であるかについて確認するなど、関連情報を入手するよう注意を呼び掛けている。

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