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【タイ】1月のメーカー別車輸出、10社中8社が減少[車両](2020/03/02)

タイの盤谷日本人商工会議所(JCC)自動車部会が2月27日に発表した、2020年1月のメーカー別の自動車輸出台数は、10社中8社が前年同月比で減少した。中東を除く全地域が2桁マイナスとなり、日系メーカーは全7社が前年同月を下回った。

輸出台数をメーカー別に見ると、三菱自動車が14.8%減ながらも1万9,016台で最も多かった。主要な仕向け先の北米が1.6%増、アジアが0.2%増となったものの、オセアニア、欧州、中南米向けが2桁落ち込んだ。2位のトヨタ自動車は18.9%減の1万7,833台。中東が0.3%増の4,790台となり、アジアとオセアニアがそれぞれ2桁減少したことから、最大の輸出先となった。

10社の完成車(CBU)輸出額の合計は、25.8%減の303億バーツ(約1,040億円)だった。部品を輸出している日野自動車を加えた11社の完成車と部品などを含めた総額は、24.1%減の467億4,000万バーツ。

■バイク輸出は2社がプラス

日系バイクメーカー4社のCBU輸出台数は、前年比15.1%増の3万205台だった。ホンダが4.8%増の1万7,869台、カワサキが51.4%増の1万2,136台となり、上位2社がプラスだった。一方、ヤマハとスズキは2桁減少した。車両や部品などを含めた4社の輸出総額は、15.4%増の59億2,000万バーツだった。

※関連記事:タイの仕向け地別の車輸出台数(20年1月)

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