【インドネシア】パナソニック、家庭用エアコンを初輸出[電機](2020/02/21)
パナソニックのインドネシア製造子会社パナソニック・マニュファクチャリング・インドネシア(PMI)は19日、家庭用エアコンをナイジェリアに輸出した。エアコンを海外に出荷するのは初めて。
産業省によると、初出荷したエアコンのサイズは、1馬力(約8~10畳サイズ用、約2.6キロワット)、1.5馬力、2馬力の3種類。
PMIの関係者は、初出荷先にナイジェリアを選んだ理由について「インドネシアで生産するエアコンがナイジェリアの一般家庭の電気環境に適していたため」と説明した。具体的な輸出台数については明らかにしていないものの、「今後も市場の状況を見極めながら拡販していきたい」と述べた。
PMIは1974年からウインドタイプのエアコンの製造を開始。80年代後半から、室内機と室外機に分離したセパレート型エアコンの製造を始めた。