【台湾】鴻海と裕隆が合弁、完成車を共同開発へ[車両](2020/02/10)

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業は7日、台湾自動車大手の裕隆汽車製造と合弁会社を設立すると発表した。経済日報などによると、完成車の研究開発(R&D)や設計などを手掛ける。

合弁会社の資本金は155億7,600万台湾元(約566億円)。出資比率は鴻海が現金で51%、裕隆グループでR&Dを手掛ける華創車電技術中心(HAITEC)が現物出資で49%となる。

合弁会社では華創が持つ完成車の技術と鴻海の電子部品の技術をそれぞれ持ち寄り、自動車産業にイノベーションをもたらすと表明した。鴻海の劉揚偉董事長は「鴻海が培った情報通信技術(ICT)の技術を生かし、自動車産業に新たな総合半導体メーカー(IDM)の運営モデルを持ち込みたい」とのコメントを出した。

劉董事長は先ごろ、今後の重点事業分野に電気自動車(EV)を挙げていた。鴻海は先月、自動車世界大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と提携協議書を取り交わすと発表。EVの開発や生産を手掛ける合弁会社を中国に設立する計画だ。

裕隆集団は昨年、リスク分散を目的に、部品や新車種の開発を他社とともに手掛ける方針を示していた。

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