【インド】スズキ、SUVビターラブレッツァに新型[車両](2020/02/10)
インドの自動車最大手マルチ・スズキは、北部グレーターノイダで開催中の自動車見本市「オート・エキスポ」で6日、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ビターラ・ブレッツァ」の新型を発表した。発売日は未公表だが、全国の販売店「マルチ・スズキ・アリーナ」で予約受け付けを開始した。
新型は、4月に導入される新たな排ガス規制「バーラト・ステージ6(BS6)」に対応した排気量1.5リットルのガソリンエンジンを搭載した。フロント部分など、デザインも一新。大胆でスポーティーな印象を強めた。
燃費は、マニュアルトランスミッション(MT)仕様がガソリン1リットル当たり17.03キロ、「スマートハイブリッド」を搭載したオートマチックトランスミッション(AT)仕様が同18.76キロとなる。
ビターラ・ブレッツァは2016年の発売。累計50万台以上を販売し、小型SUV市場をけん引している。
■SUV「イグニス」の新型も
マルチ・スズキは7日には、小型SUV「イグニス」の新型もお披露目した。
BS6対応の排気量1.2リットルのガソリンエンジンを搭載。フロントグリルをU字のモチーフを使ったデザインにするなど、変更を加えた。
鮎川堅一社長兼最高経営責任者(CEO)は、「デザインと広々とした車内空間が消費者を引きつける」と語った。発売時期は公表していない。