【香港】マスクの品薄、一時改善も安定供給見通せず[医薬](2020/02/06)

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、香港ではマスクの供給不足が続いている。各メーカーや卸業者は供給拡大に努めているが、小売店では入荷があるとすぐに売り切れてしまう状態だという。安定供給にはほど遠い状況のようだ。

5日付香港経済日報によると、衛生用品ブランドの盾牌(ボディー・シールダー)は4日、公式フェイスブックページで香港に大量のマスクを供給済みだと発表した。香港の小売大手が春節(旧正月、今年は1月25日)前に、中国本土や台湾などに大量発注し、本土と台湾政府が税関での規制を強化する前に出荷したといいい、香港の需給のひっ迫は「当面緩和される」と説明した。同社は、この機会に一人一人が最低2箱(100個)を購入し、感染が収まるまでの3カ月分のマスクを確保するよう勧めた。

同業の理的(ウルトラ・レディ)も、一部の販売店に対し2月初めから相次ぎ配送していると発表。6日までに各地区の販売店に配送し、43~60HKドル(約610~850円)で販売すると説明した。

米メーカーの3Mもマスクやその他衛生用品を増産中だと発表した。

香港政府商務・経済発展局は、800万枚のマスクが既に香港に到着し、さらなる入荷を進めていると説明。ドラッグストアの業界団体、港九薬房総商会の張徳栄副理事長は、今後のマスクの流通量予測は難しいとしながらも、「欧州も含め全世界でマスクの供給元を探す」と述べた。

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